デキ婚 連絡なし 黒木メイサ CM企業さぁどうする

<タレント生命大ピンチ>

 今月2日に入籍、妊娠2カ月が報じられた黒木メイサをCMに起用している企業は怒り心頭だ。

  ある会社の広報担当者は、「9日のスポーツ紙が1面で報じたのに、午後3時を過ぎても(所属事務所から)いまだに連絡がありません。事実関係の確認に追わ れています」と早口でまくしたてた。夜になって事務所が結婚を発表したが、企業にしてみれば「無礼、身勝手」ということだろう。

 黒木は、 エプソン「カラリオ」やセイコー「ルキア」、森永乳業、ユニクロ、富士重工業、リプトンと6社のCMに出演している。1社あたり3000万円のギャラとい われるから全部で2億円近い。ジャニーズ赤西とのデキ婚でイメージダウンとなれば、CM降板、違約金の支払いが発生しかねない。

「今は何とも言えません」(ユニクロ)

「特にコメントはありません」(セイコー)

「何らかの対応をする予定は今のところありません」(森永乳業)

 富士重工は新型スバル「BRZ」のCMを今月8日にスタートさせたばかり。出はなをくじかれた格好だが、担当者は「新型車は若い女性もターゲットですし、妊婦が運転することもあると思う。対応は未定です」と案外、冷静だった。

 リプトンのCMに黒木を起用しているユニリーバは、「昨年末でテレビのオンエアは終了していて、今回の件がなくても3月5日で契約は切れます」とホッとした様子。

 ただし、黒木にはイバラの道が待っている可能性が高い。

「キリンビールのCMに出ていた中山美穂が突然、妊娠を発表したときは大騒ぎでした。妊婦が酒のCMに出演するのはご法度。キリンは対応におおわらわでした。山本モナが不倫でCMを降板させられたときは、違約金が2社で1億円を超えたといわれています」(芸能関係者)

 黒木も契約内容によっては違約金を迫られる。そもそもギャラが高く、契約社数も多いだけに億単位の違約金の恐れもある。新たな命を授かっても、タレント生命の危機である。

(日刊ゲンダイ2012年2月10日掲載)

http://news.livedoor.com/topics/detail/6271282/